元ジョージア国立バレエ団の鷲見雄馬です。
▲ 最近はLifehackerにも寄稿しています。 |
1月の投稿以来、長らくブログを更新していませんでしたが、ブログ読んでますよ〜また書いてくださいね、という声をお聞きする機会が、このところ度々ありました(ありがたいことです)。
そこで、リニューアルして公開予定の新しいブログができるまでは、こちらのブログにて近況を更新し続けることにしました!
というわけで、まずはこの半年の活動報告をさせてください。
どうもこんにちは。人呼んで21世紀版フーテンの寅こと鷲見雄馬です。 今年2月にトビリシのバレエ団を辞め帰国したわけですが、半年間なにをしてきたのか、そろそろ一言で説明できなくなってきたので、この場を借りて半年分の清算をしようと思います。 ...
鷲見 雄馬さんの投稿 2018年8月15日水曜日
ご覧の通り、Facebookでは先立って近況報告をさせていただきました。
その内容をブログにも転載したいと思います。
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どうもこんにちは。人呼んで21世紀版フーテンの寅こと鷲見雄馬です。
今年2月にトビリシのバレエ団を辞め帰国したわけですが、半年間なにをしてきたのか、そろそろ一言で説明できなくなってきたので、この場を借りて半年分の清算をしようと思います。
2月
イスラエルツアーに参加し、バレエ団最後の1日をエルサレムで、イエス・キリストご本人とニーナ・アナニアシヴィリご本人と過ごしました。
3月
オランダで留学時代の恩師や旧友に会い、バレエ団のクラスを受けたり公演を見たりしていました。運良く高校の同期とも落ち合うことができ、一旅行者として観光もしました。
その後スウェーデンへ移動し、「Z-health Essentials course」という、神経科学ベースのボディワークをテーマとしたワークショップに参加。これが激アツでした。
日本に帰国したあとは、かねて企画していた福岡インターナショナル・バレエ・フェスティバルの春期講習会を実施し、チラシや修了証のデザインから、通訳、写真撮影まで手広くこなしました。ちゃんと収支も黒字にしました。
4〜6月上旬
しばらくは上記フェスティバルをビジネス面で手伝っていましたが、こちらは諸事情を鑑み、6月限りで身を引くことに。
来月福岡で行われる佐藤愛さんのワークショップは元々自分が企画したもので、そういう経緯もあり、4月には実際に愛さんのDLSセミナーに参加しました。
6月下旬〜7月
バレエスタジオの公演で踊ったり、レッスンを教えたり、写真を撮影したり、記事を執筆したりと、いろんな仕事を経験させていただきました。
ここ数ヶ月、空いている時間には、ジャイロトニックに行ったり、アルトリコーダー練習したりもしています。 リコーダーは別にネタ作りのためとかではなくて、「バロック期の舞曲/バロックダンス/バレエ」、さらには「楽器を吹く/呼吸/ボディワーク」という関連を見据えています。
8月
今週からは、Code Chrysalisという都内のブートキャンプにて、英語でプログラミングの勉強をしています。日本語では昨秋から独学で勉強していたんですが、この機会に英語で基礎固めする予定です。
9月〜
福岡県糸島市のシェアハウスに移り住みます。稲作や養鶏、自家発電などに挑戦しているコミュニティで、オーナーさんたちが目指す自給自足の生活や、貨幣経済に対する独自の取り組みを、みずから体験・発信していこうと考えています。これを機に、ポルトガル語やロシア語の復習も始めるつもりです。
また、水面下では現在、地方のとあるIT企業とプロジェクトを進めています。こちらに関しては、いずれ公にできればと思います。
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ここまで半年間、フリーランスとして多業種の仕事や勉強に手を出しつづけてきたのには、自分なりの理由があります。
長期的・最終的なビジョンについては別の機会に書こうと思いますが、一介のダンサーとしての働き方に限定するなら、「バレエ団に所属するよりも、ダンサーの能力を総合的に飛躍させる潜在性がある」と考えているからです。
まあまだ実験段階なので、詳しくは本人に会って聞いてください。
1月まで書き続けていた個人のブログですが、こちらはタイトルGeorginaliaの元となったGeorgia(国)とMarginalia(雑誌)の両方から手を引いた、現在の自分にふさわしいウェブサイトに一新する予定です。
今回は自分で一からコードを書いて、近日中に公開できればと考えています。
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というわけで、ここ最近は、波乱万丈のライフスタイルに挑戦しています。
でも本来、アーティストやアスリートとしての生活の醍醐味はチャレンジにあると思うんですよね。
バレエ団に所属することで「プロ」と呼ばれるバレエダンサーにとって、バレエダンサーである以前にアーティストでいることは、案外難しいものです。
特に昨今、バレエダンサーは、技術と条件(と運)があれば「なれてしまう職業」なんです。
もちろん、「続けられる職業」とは限りませんが。
何よりもまずアーティストでありたい、という自分の思いを大事にするためにも、自分はあえてバレエ団をやめる決断をしました。
今のライフスタイルは、「アーティストとしてのバレエダンサー」になるためのチャレンジだと思っています。
3月に参加したZ-healthのことや、9月から住む糸島のことなど、書きたいことはいろいろとありますが、今回はこのあたりで幕切れとします。
ほかのSNSでも、ブログとは異なる形で近況報告などしてますので、ぜひご覧ください。
また、以下にライフハッカーに載せた文章のリンクをご紹介しますので、お時間ある方は読んでみてください^^
ブログの感想などありましたら、ぜひぜひこちらまでお聞かせください!!
それではまた次回^^