"We are the ones we've been waiting for. We are the change that we seek." - B.Obama

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 長らくご無沙汰していました。

 前回の投稿が5月23日なので、ざっと2ヶ月ほどが経っているのですが、ここまでとても2ヶ月とは思えないほどいろんなことがありました。

 まず、2016/17シーズンが7月頭に終わりました。最後の1~2週間は怒涛のスケジュールで、『ローレンシア』の後、『白鳥の湖』や『ドン・キホーテ』、そしてガラ公演などの練習に追われる一方、家の引っ越しも余儀なくされ、ほぼ休みなく働いていました。
『ローレンシア』

 シーズン最終公演後の夜に引っ越しを終えると、そのまま次の日の朝にイギリスへ向かいました。1週間かけて、アイルランドやスコットランドのほうへも足を運び、シーズン末にボロボロになった身体と精神を癒して、トビリシへ戻りました。この旅行中の写真は、すでにFacebookに投稿してあります。
スコットランドのエディンバラ

 トビリシでは2連泊し、新宅の掃除などの傍ら、バレエ団の同僚と旅行会社が企画しているワークショップのミーティングや、劇場でのバレエクラスに参加。その後、東京へ帰ってきました。

 東京に帰ってからも目まぐるしい毎日が続いています。8月6日に地元バレエスタジオの発表会があるので、夜は千葉県で稽古し、空いた時間を使ってなんとか人に会うなどしています。本当は母校の水泳部合宿のお手伝い等、時間さえあればやりたいことはいろいろとあるのですが、今はバレエで手一杯といったところでしょうか。移動時間の長さや活動時間帯の遅さが災いして、シーズン中よりも過酷な1日を過ごしている、といっても過言ではありません笑。

* * *

さて、もう午前2時前なので笑、今回はちょっとした報告をして終わりにします。

 まず、このブログですが、冬までに別のウェブサイトを立ち上げて、そちらに移動しようと思います。新しいウェブサイトのほうは、ブログも兼ねたポートフォリオのようなものにしようと思っています。つまり、ダンサー、物書き、旅人etc.としての自分を、ブログに限らず写真等いろいろな形でご紹介するつもりです。乞うご期待ください。

 それと、近日中に、バレエ批評ならぬバレエ随筆を連載しようかと考えています。そもそも日本でよく読まれるバレエ批評は、大きく分けて2種類あります。1つは、いわゆる職業批評家による文章、もう1つは一般の方によるネット上での感想文の類いです。前者に関しては、バレエ団による裏・プロモーションと見まごうような批評文が多く存在するのをずっと遺憾に思っていました。そして後者については、プロの踊り手からすると視野の狭い独断的な意見になってしまったり、言葉足らずの雑感になりがちなのかな、という読後感を否めずにいました。
 僕はマージナリアで長いこと文章を書いてきましたし、プロのバレエダンサー自身が声を上げて発言すべきことがなにかしらあるだろう、と思っています。ダンサーとしての視点をお伝えすることも1つの目的ですが、1つの公演を見て、字数内に情報を凝縮せざるを得ない新聞の批評欄とは逆に、1つの公演からどれだけ多くのものを読み取って言葉にし、あるいは惜しくも欠けているものを指摘できるか。そういったバレエの見方についても、できるだけ論理的に、かつその場で感じた印象に忠実な書き方で、お伝えできればと思います。無論、みなさんからの異議や反駁もぜひお聞きしたい、という心づもりでいます。


 まずはこんなところでしょうか。このブログの更新頻度も上げていこうと思っていますので、気に入った記事があればお気軽にシェアなどよろしくお願いします!




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